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怒りが止められないのは

誰かに怒って落ち込んだり、嫌な気分になったり、その状況を思い出して余計にイライラしたりしてませんか?

以前の私はそうでした。
イライラする出来事が起こったとき、
「次はこう言い返してやろう」
「前からそういうヤツだったんだ」
「なんであんな言い方するの!?」
「でもこんなことでイライラする自分、小さいな…」
など、脳内でその場面をリピートしまくり、感情が揺さぶられ続けて疲れていました。

なぜ、私たちは怒りを感じるのか。
それは、身体が反応するからです。
相手が失礼だからでも、自分が不甲斐ないからでもないです。

例えば。
「あたまわるいね」と言われた。
「あ」「た」「ま」「わ」「る」「い」「ね」という7音を
「頭悪いね」と認識して、攻撃された!と脳は判断します。

そしたら、身体は攻撃体制に入ります。
歯をぐっと噛み締めたり、眉間に皺を寄せたり、
食道をギュッとしたり、頭がギュッとする感覚があります。

その身体の感覚を、私たちは「怒り」とラベリングしているのです。

感情は、身体感覚をラベリングしたものです。
胸にぽっかり穴が空いた感覚を「寂しい」
喉の奥がギュッとなって胸が下がる感じを「悲しい」
言葉にすると個人差がありますが、こんな感じです。

ここで私が言いたいのは、感情(身体感覚)に良いも悪いもないということです。五感でキャッチした情報をもとに、身体が反応しただけ。それだけ。

だから、止められないし、コントロールもできない。

唯一できることは、その身体の反応に、余計な物語をくっつけないということです。

「余計な物語をくっつける」というのが、冒頭に出てきた「脳内リピートをする」ということです。

脳内リピートをするたびに、感情(身体感覚)は増強していきます。
思考がさらに感情を増強させます。

「攻撃された」「傷つけられた」「なぜあの人はあんなことを言うんだろう」「私のことが嫌いなのかな」「私が何かしたからかな」「なんで私はイライラするんだろう」「頭が悪いことがコンプレックスなのかもしれない」などなど。これ全部自分の思考が作り出した幻です。

現実は、「あたまわるいね」の7音が耳に入って、身体が反応した。これだけ。

これに意味をのせて脳内エンドレスリピートをするから苦しい。
ベクトルが内に向かいやすい人はどんどん気持ちが暗くなるし、外に向ける人は、怒りの感情がもっと強くなる。もっと相手が嫌いになる。

どっちもしんどい。

余計な物語をくっつけないために何が必要かというと、「今」に意識をとどめておくこと。意識が過去や未来に飛ぶから、幻がいっぱい作られる。

意識を今にとどめておくために、身体の感覚を見る。ただ、感じる。
舌の奥がザワザワする感じ、こめかみがキュッとする感じ、眉間に力が入る感じ、食道がギュッとする感じ、頭がカッとする感じ。

身体の感覚は変化します。つまり、感情も変化します。
いつまでも連続して怒ることはできない。

思い出すと、また同じ身体の反応が湧き上がってくるかもしれません。
でも、そこに余計な物語をくっつけず、全力でその怒りの感覚を感じれば、どんどんその身体感覚(感情)は小さくなっていきます。(※ 幼いときの感情とか、大きいショックはまた別です)

怒り(を感じる身体感覚)は自分を守ろうとする正常な身体の反応です。

怒りを感じないようにするのではなく、大切なのは、全力で怒りの身体感覚を感じ切り、余計な物語をくっつけないということ。

とはいえ、「あの時こうしていれば…!」とか「明日どうしよう…」とか反射的に思考も湧き上がってくるものなので、そんなときは物語を作っているな〜とただ眺めておく。

これは物語だな、と認識しておく。そしたら、いつか消えていきます。

怒りを止まらなくさせるのは、自分が脳内リピートをしているからでした。苦しいときは身体感覚を感じてみてくださいね〜!

では!

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