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「私は仕事ができない」現実を直視して絶望したら楽になった

私は今、とっても普通な暮らしをしている。

朝起きて、仕事をして、ご飯を作って、お風呂に入って、夜に眠る。
同じ場所で、同じことを繰り返す本当に普通の暮らし。

昔の私は、そんな生活、絶対にイヤ!と思っていて、刺激たっぷりのデジタルノマド生活に憧れていた。

暮らすように旅をして、バリバリ働いて、お金を稼ぐぞ!と思っていた。

2年前、チェンマイで夢のノマド生活をスタートさせたところだった。
温かい気候、仕事ができる可愛いカフェ、気軽に会える友達。

さて、次はどこの国に行こうかな、というときに、クレジットカードが不正利用された。カードを1枚しか持ってなくて強制帰国することになった。

新しいカードが発行されるまでの間、子供部屋おばさんをした。(住む場所も手放したので実家に寄生した)

そのころは自律神経が狂いに狂っていた。
眠れずに、明け方までスマホを触り、12時に絶望しながら起床する。

身体が鉛のように重く、ずっと頭に霧がかかっているようだった。
もちろん仕事も進まず、さらに自責思考に拍車がかかり、本当に苦しかった。

客観的に見たら、かなり情けない姿だった。

36歳になって、貯金もなく、バリバリ稼いでいるわけでもなく、独身で、実家のお世話になって、1日中パジャマで過ごし、昼まで眠る。(オワリデス)

実家で暮らし始めたとき、この自分の現実を直視できなかった。

私は、たまたまクレジットカードが不正利用されて使えなくなったから、一時的に実家のお世話になってるだけで、またすぐ海外に行く、自由なデジタルノマド、と思ってた。

人とは違う、自由な暮らしを楽しんでいる、特別な人間だ、とどこかで思っていた。現実が見れてなさすぎた。

現実を直視するキッカケになったのは、月星座について解説しているYouTubeだった。

当時の私はメンタルがおかしい上にスピり散らかしていたので、すがる思いで様々な占いチャンネルを未漁っていた。

私は太陽星座も月星座も山羊座。

占星術で言われる「山羊座」の特徴として、
社会的、権力、野心、コツコツ積み上げる、向上心、のような仕事に関するキーワードが多い。

それもあってか、私は自分のことを「仕事ができる人」という盛大な勘違いをしていた。

この動画で話されていることは、私の長年の勘違いをぶち壊してくれた。月山羊座は仕事ができない。

自分は仕事ができるから、家事をするよりお金を稼ぐ方が得意だと思っていた・・・

でも、普通に考えて、仕事ができる人はクレジットカード1枚で海外旅行に行かないし、貯金もあるし、お金も稼いでいるし、昼夜逆転生活をダラダラしていない。

私は、36歳の何者でもない、ただの子供部屋おばさんだった。

稼ぐ能力もなく、1日中パジャマのまま、散らかった部屋で過ごしているただの人だった。

衝撃だった、絶望だった、見たくなかった!w

でも、そのあと、なぜか楽になった。
やっと、自分の認識と現実が噛み合った。

「ああ、私は仕事ができない、ただのどこにでもいる人なのだ」と思うと、握りしめていた何かがゴッソリ剥がれた気がした。

私は、「仕事ができる自分」であることを諦めた。

そこから、流れが変わった。

クレジットカードが届いたらまた海外に行こうと思っていたが、いろんな理由が重なり、九州の田舎で同棲することにした。(え?)

同年の8月に入籍した。

独身のとき、絶対イヤだと思っていた「毎日同じことを繰り返す生活」は、私の乱れた自律神経を整えてくれた。焦りや不安が徐々になくなった。

自己啓発などでよく「理想の自分を描く」というのを聞くけど、身体がグズグズの状態で描く理想は、自分の不安を埋めてくれる何かなのだと思った。本当に好きなことじゃない。

身体が安心していないと、刺激的な何かが欲しくなる。他人が持っているものが良さそうに見える。自分の手元にあるものが見えない。

私の場合は、それが海外で生活することだったし、SNSで見るたくさんお金を稼いで豪華なホテルに泊まることだった。それが理想の自分と思っていた。

そうなることで、この焦りとか不安が消えると思って、手に入れたかっただけだった。

焦りと不安の正体は、「自分は仕事ができる・稼げる」という虚像だった。

虚像の自己認識に現実が追いつかなくていつも不安で焦っていた。

2年経って、あの時、現実を直視できて本当に良かったと思う。

当時は、本当に苦しくて絶望だったけど、絶望したから、目の前のことがハッキリ見え始めた。

「自由がなくなる」と思って拒絶していた結婚生活だったけど、実際に始めてみたら、「理想の自由」とはまた違う幸福感があった。

普通の家庭。普通の毎日。普通の暮らし。これがいいんだよ、これが。と思った。

「自分は変わっていて普通の暮らしでは幸せになれない旅人タイプ!」という謎の自認もあったけど(痛)、普通の生活で、普通に幸せを感じる、普通の感性を持った、普通の人だったのだ。とも思った。

私は「普通じゃないことに憧れている普通の人」だった。
気付いたとき、ちょっと悲しかった。

でも、本当〜〜〜〜〜に気持ちが楽になった。

あんなに未漁っていたスピリチュアルなYouTubeも、パッタリ興味がなくなった。不安なときに縋りたくなるのだな、と思った。

自分で安心を作れるようになったら興味がなくなった。不安なときは自分の身体感覚を見れば良いのだと気付いた。

自分の身体感覚を感じて、その感覚を否定せず一緒にいられるようになったら、不安が入り込むスペースがない。

身体の使い方のクセをほぐすこと
心の反応のクセをほぐすこと
どちらも自分の現実を直視しないと始まらない。

「星の動き予測」とか「高次元からのなんとか〜」とか「覚醒のなんとか〜」みたいなスピリチュアルな動画を見たくなったら、現実が直視できてないサインだと思ってる。

まず現実を直視する。
目の前にあることだけを見る。場合によったら絶望する。
身体の感覚を見る、感じる。その感覚と一緒にいてあげる。

そうして、自分で安心を作ってあげるようにしよう!と今は思ってる!


お風呂中に思いついて、一気にかけた。
やっぱり湯船はいろんなインスピレーションが浮かんでいいですね。

明日公開しよっと!おやすみなさい!

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