こんにちは、瞑想コーチのシイです。
こんなご相談をいただきました。
浮き沈みが激しくて、なかなか継続できず、頑張りたいのに頑張れない。
目の前にある仕事やあれこれが、意味がないこと、価値のないことに感じてしまう。
本来は、常に動いてるマグロなはずなのに、周りの空気や目を気にして、自分の心が置いてけぼりに。そんな中の決断はひたすらな悪循環になってます。
この内容を拝見して、過去の私を思い出しました。
3年前の私も、気分の浮き沈みが激しく、ホルモンバランスも狂っていて、朝は起きられず、寝ても寝ても眠たくて、ずっと頭に霧がかかっているような感覚でした。
元気なときに決めたことが、沈んだときにできず、どんどん自信がなくなり、自分が嫌になりました。頑張らないといけないのに、頭も身体も動かない。そんな自分を責めて、ツラくてよく泣いていました。
当時は、これは自分の怠惰で、甘えているからだからだ、と思っていました。
でも、これは、神経系が「もうダメです」と言っているサインだったんですよね。そう聞くと、鬱や自律神経失調症など、精神的な疾患をイメージされるかもしれませんが、そうではないです。
病院で診断がつくような重篤なものじゃないけど、「気のせい」でも「甘え」でもなくて、身体が動けないように反応しているんです。
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「ポリヴェーガル理論」という考え方があるんですけども。
これを知っておくと、自分の状態を責めることなく客観的に見られるはずです。
私たちの神経系は、「今、安全か、危険か」を常にチェックしてくれていて、状況に応じて、3つのモードを切り替えているんですね。
① 安全モード(腹側迷走神経)
「今ここは安全」と感じている状態。リラックスして、人と繋がれて、穏やかに過ごせる状態。
② 戦う・逃げるモード(交感神経)
「危険が来た!」と感じている状態。身体が緊張して呼吸が浅くなる。
危険から身を守るために、不安を感じさせたり、競争させたり、怒りを感じさせたりする。
短期間なら問題ないけど、自覚なしにずっとここにいると疲弊します。
③ シャットダウンモード(背側迷走神経)
「もう戦うのも逃げるのも無理」と身体が判断したときに入るモード。
動物でいう「死んだふり」。身体が重だるくなり、頭がぼーっとして、何もやる気が出なくなる。世界が灰色に見えたり、自分も周りも現実味がなくなったりする。
この3つは、本来なら状況に応じて柔軟に切り替わるんです。でも、長い間②の戦う・逃げるモードで頑張り続けると、身体が「もう無理」と判断して、勝手に③のシャットダウンに入ってしまうんです。
今、「頑張れない」「動けない」「何もしたくない」と感じているとしたら、それは怠けているんじゃなくて、身体が③に入って、無理やり休もうとしてくれているということ。
でも、これ、階層があって③のシャットダウン状態から①の安心状態にダイレクトで行けないんですね。
必ず②の交感神経モードを経由しないといけない。
だから、無自覚なまま身体が「危険だ!」という状態が続くと、またシャットダウンしてしまう。
「頑張らないと!」と無理に②の戦うモードに入って、少し頑張る。でも、すぐに身体が限界で③のシャットダウンに落ちる。
そしてまた「このままじゃダメだ」と焦って②に戻ろうとする。この繰り返しで、どんどん消耗していく。
今回、相談してくださった方も、まさにこの状態なのでは?と思うのです。
でね、ここが大切なポイントなのですが、これは自分の意思でコントロールができないです。身体の反応なので。
自分の意思で汗を止められないように、心臓の鼓動の速度を変えられない用に、何がどう反応するかは自分の意思ではないのです。
でも、「反応そのもの」は変えられなくても、「反応が起きにくい身体」に少しずつ育てていくことはできます。3年前の私が、今こうして穏やかに過ごせているから、大丈夫です。方法があります。
じゃあ、どうすれば良いのかというと、まずは身体に安心を伝えること。
身体が「危険だ!」と感じるものを排除してあげること。
身体が危険だと感じるものは、物理的に命の危機を感じるものだけではありません。
比べられること、評価されること、人の不機嫌、終わらないタスク、本音を言えない関係、休むことへの罪悪感。
普通に生活しているだけで、身体は「危険だ!」と思うことが本当に多いです。
だから、身体に「大丈夫だよ」と言ってあげるケアが大切なんですね。これまた、思考で「大丈夫だよ〜」と言えば良いわけではないんですね〜
長くなったので、どうしたら良いか具体的な方法は明日書きますね。
ただ、今日この記事を読んで「自分のせいじゃないのか」と感じてもらえたなら、それ自体が身体に安心を伝えられています。
あなたのせいではないし、あなたの身体も間違ってない。
もし今しんどかったら、たっぷりのお湯をはって、ゆっくり浸かってみてくださいね。
今日はここまで。またね〜
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